ワークエンゲージメントとは?スコアを向上させるメリットや日本の平均スコアを紹介
- 組織診断

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ワークエンゲージメントの意味とは
ワークエンゲージメントとは、仕事に対してポジティブかつ充実しているという心理状態であり、活力・熱意・没頭の3つの要素が兼ね備えられた状態とされています。
具体的には、
- 仕事に対して誇り・やりがいを感じている(熱意)
- 仕事に熱心に取り組めている(没頭)
- 仕事から活力を得ている(活力)
これらが満たされている状態のことをワークエンゲージメントが満たされている状態と言います。
ワークエンゲージメントを高めるための2つの要素
ワークエンゲージメントを高める要素には「仕事の資源」と「個人の資源」の2つの要素があるとされています。
ワークエンゲージメントを高めるためには、この2つの要素それぞれで対策を行い、高めていく必要があります。
仕事の資源とは
仕事の資源とは、
- 上司からのフィードバック
- 上司からのコーチング
- 上司の目標達成のための支援や業務内容・量の調節
- 仕事において裁量権があること
- ミッションの多様性
- 仕事を行うことで得る報酬
- 上司や同僚からの承認
こういったものが当てはまります。
個人の資源とは
個人の資源とは、
- 目標設定
- 目標を達成する上での動機付け
- 仕事と生活の両立
- 自己効力感
- 組織における心理的安全性
こういったものが当てはまります。
ワークエンゲージメントを高めるメリット
ワークエンゲージメントを高めることで企業や従業員にとって以下のようなメリットがあります。
- 従業員・チームの生産性が向上する
- チーム・組織が活性化する
- 生き生きと仕事を行う組織文化が醸成される
- 従業員エンゲージメントが向上する
- 顧客満足度が向上する
ワークエンゲージメントの測定方法
ワークエンゲージメントを測定する方法は、ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度(Utrecht Work Engagement Scale:UWES)が最も一般的です。
UWESはワークエンゲージメントを構成する「活力」「熱意」「没頭」の3要素に関する17問の質問に答えるだけで簡単に測定できるものです。
他にも、「MBI-GS(Maslach Burnout Inventory-General Survey)」「OLBI(Oldenburg Burnout Inventory)」といった測定の方法があります。
日本におけるワークエンゲージメントのスコア
画像参照元:労働経済の分析|厚生労働省
日本におけるワークエンゲージメントのスコアで、性別・年齢・居住地・役職・企業規模などの属性ごとに分類したものが上の画像です。
若い人ほど低い傾向にあることや、勤め先の企業で20~50人規模が比較的に高いことが分かります。
画像参照元:労働経済の分析|厚生労働省
職種別に見たワークエンゲージメントのスコアは上の画像の通りで、教育関連専門職が最も高く、事務職が最も低いことが分かります。
ハイジを活用してワークエンゲージメントの要素を測定しよう
今回は、ワークエンゲージメントとは何なのかやその測定方法について紹介しました。
組織サーベイツールの『ハイジ』では、ワークエンゲージメントそのものの測定はできませんが、「上司からのフィードバック」「上司の仕事の支援」「仕事のやりがい」などワークエンゲージメントを構成する要素の満足度を測定することが可能です。
無料でご利用いただけますので、ぜひワークエンゲージメントの測定・改善にご活用ください。
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